下記に掲載したのは弊社で行った新設アンテナ設置案件ですが、
やけに支線(固定用のステンレスワイヤー)があちこちに張り巡らされていると思いませんか?
実はこの上にアナログ用のVHFアンテナがあって、受信レベルの関係で高所に設置されているのですが、2011年7月のアナログ放送終了後、不要になったアナログアンテナを撤去することを前提に建立しています。
そのために「3支点、12点張り+補助支線×8箇所」で支線保持されています。回し蹴りを入れたとしてもびくともしません。
「なんだ、普通に撤去すればいいじゃん」
と思われるかも知れませんが、
通常、手が届かない高さに設置されているアンテナの一部を撤去、あるいは交換する場合、一度アンテナ支柱本体を倒し、一部を撤去(または交換)したのち、アンテナを建て直す作業が必要になります。
当然支線を張り直し、方向調整を行い、各所を点検する作業が不可欠で、その時間と作業コストが少なからず発生します。そこが安価に提供できない理由でもあります。
この事例は
「届かないなら、届くところで不要部分だけカットできないか」
が発端でスタートし、いくつかの条件をクリアして施工できた一例ですので、全ての案件に対応できるわけではありません。
クリアした条件とは?
1) 非常にゆるい勾配の屋根で、脚立が容易に立てられること。
2) 地デジは中間位置で十分な受信レベルを捕捉できていること。
3) 自社で新設建立しているので、保持強度に信頼がもてること。
4) 施主様と相談の上、同意が得られたこと。
などが挙げられます。
地デジアンテナが中間位置にあるといっても1.8メートル以上の高さですので、手が届きはしても作業ができません。撤去時には脚立が必要になります。
アナログ用の同軸ケーブルと最上部の支線を外し、地デジアンテナの上でゆっくり支柱をカットすれば、あとは地デジアンテナのみが設置された2メートルほどのアンテナが完成します。
2011年夏の終わりには、下記のようにすっきりコンパクトな状態になる予定です。
相模原のアンテナ工事 地デジマスター


