2009年12月14日

地デジマスター通信 「オプション・エアコンについて」

本日は以前担当した大手デベロッパーが手がける分譲マンションのエアコン・オプション工事についてご紹介します。

横浜市港南区で販売された分譲マンションですが、こちらのメーカーさんのマンションシリーズは非常に人気があり、某「買ってよかったマンションデベロッパー」ランキングでも常に上位3位以内にランキングされています。

人気があるのは価格帯であったり、保守管理体勢など複合的な要因の結果ですが、その選択基準の中に「商品クオリティ」も含まれています。

この場合の商品クオリティとは、建物の構造的な価値を対象にするものではなく、例えば下駄箱の扉の「チリ」や壁紙の合わせ目、フローリングのマチや傷などの『社内基準値』をどこにおくか?という目線の高さを指します。

厳しくすれば業者が逃げ出す、経費も膨れ上がり納期も遅れる。
ゆるくすれば商品価値が下がり、ブランドイメージに傷が付く。

難しいところです・・・


このメーカーさんは業界的に「非常に厳しい」ことで有名ですが、それは決して悪いことではありません。理不尽に厳しいわけではなく、そこには経験に裏づけされた明確な理由があるからです。

マンションのオプション工事は一度購入者に引き渡された部屋の鍵をお預かりして工事を行うことになりますので、細心の注意が必要です。
傷や汚れはもとより、人が立ち入った形跡さえ払拭してお返ししなくてはなりません。

厳しいのは当然です。
そのための養生や室内に立ち入るためのルールが厳しく設けられています。

敷地内での喫煙や飲食は勿論厳禁で、施工時間の制限や工程のプライオリティなどの指定がある中、エアコンの搬入・設置を行います。

このオプション工事はエアコン×27台、各間取り状況に応じて天井から○○mm、コンセントづらから○○mm、室外機のドレン位置は土間から○○mm、など厳密な数値を施工する8人の仲間で共有し、1日半で仕上げます。

このマンションに於ける全てのエアコンの今後の基準になるので、”このぐらいでいいだろう”は許されません。「楽で早いがそこそこ」か「面倒で時間がかかるがそこそこより上」なら後者を選びます。

経験則として、結果的にプラスになることを知っているからです。

ビシッと完成させるための段取りを頭の中でシュミレーションしたつもりが、その中に「写真をとること」は含まれていなかったので、この日デジカメを忘れてしまいました。ケータイのカメラで撮ったので、画質が粗く見にくいことをお許し下さい。


・標準的なLDのエアコン:今回はパナソニックのお掃除ロボット
AC04.jpg


・ベランダ室外機:スリーブの中は耐火パテで密閉されています
AC05.jpg


・マルチエアコン:BOXの中で隣からの配管が合流しています
AC03.jpg


・複雑な経路で合流するエアコン:一部屋またいだ先が・・・
AC01.jpg


・・・この点検口の中で合流し、梁下に抜けます
AC02.jpg


・隣の部屋の隠蔽配管用点検口を避けて設置
AC08.jpg


・共用廊下部に設置された室外機
AC06.jpg


ここから別の分譲マンションです。
鎌倉市内の財閥系ディベロッパーが手がける案件で、棟内モデルルームとオプションのエアコンを担当しました。

・棟内モデルルームのLD、暗いので丸で囲ってみました
kamakura001.jpg


・別タイプのモデルLD、右がロフトになっています
kamakura003.jpg

・別タイプのリビング、こちらはオプション
kamakura007.jpg


・室外機を接続し、真空引きを行うところです。
kamakura002.jpg


・塩ビドレンとエアカットバルブも設置します。
kamakura005.jpg


・室外機外観
kamakura006.jpg


こういった外観上の仕上がりだけでなく、いつどこを見られても恥ずかしくないクオリティを保つことで、購入されたお客様の満足度向上に寄与していると自負しています。
posted by 地デジマスター at 15:19| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | エアコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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