2009年12月29日

地デジマスターのここが違う!〈屋根馬編〉

前回に引き続き、地デジマスターの基本工事に含まれる(使用される)アンテナ部材の紹介です。

今回は「屋根馬」と呼ばれるアンテナ架台を取り上げてみたいと思います。屋根馬とは、アンテナを屋根上に設置する際マスト(アンテナ支柱)を足元で支える金具を指します。

アンテナ本体にばかり目が行きがちですが、アンテナとして建立されるために一番重要なのが、その保持強度の礎となる屋根馬ではないかと思います。

アンテナ倒壊、あるいはアンテナが傾く原因を考えるとき、屋根馬の経年劣化と支線の保持強度が命題となりますが、このリスクは案外簡単に回避することができます。

それは想像力を働かせることです。

我々は日頃数多くの施工現場に立会い、様々な劣化したアンテナを眼にする機会が多いので、新設したアンテナの10年後、20年後の姿を容易に想像することができます。

なぜテープが剥離するのか、なぜインシュロック(結束バンド)が切れるのか、どの部分に負荷がかかり、どの部分がサビやすいのか、その原因から対処法を導き出すための想像力を働かせます。


下記の写真は弊社が昨年行ったアンテナの建て替え工事案件で、処分したアンテナの屋根馬部です。
yaneuma005.jpg

既に原型を留めていません
yaneuma002.jpg


これらは経年劣化の症状が如実に現れた極端な一例ですが、我々施工従事者が教訓として学ばなくてはならないのは、過年数を経た廉価な屋根馬の行く末はこのような状態になる、という事実です。

こういった経年劣化を完全になくすことは出来ませんが、防ぐ手立てはあります。

下記の写真は弊社が標準使用している屋根馬ですが、表面が溶融亜鉛メッキ処理された製品を採用しています。
yaneuma.new001.jpg

壁面に設置する際使用するサイドベース金具 ボルトはステンレス製
side002.jpg

可動式のサイドベース金具。軒先に合わせて調整できます。共に溶融亜鉛メッキ処理されています。
side001.jpg


溶融亜鉛メッキはその作業工程から「ドブづけ」と称され、主に車の鋼材や建築材料などに多く利用されている防錆、防食効果を目的とした処理方法です。

アンテナは常に風雨に晒されていますので、防錆対策、紫外線照射などによる劣化にも考慮した部材を使用します。

廉価な屋根馬の商品の中には、野外での長期使用にそぐわないものもありますので注意が必要なのですが、残念ながら施工依頼者であるお客様にそれを知るすべがないのが実状です。

だから弊社なら安心ですよ、と揉み手をして営業しているわけではありません。志を高く持った同業他社はたくさんいますので、どうぞ工事料金にだけとらわれず選択眼を持って施工業者を選んで欲しいと思っています。

アンテナはそうそう建て替えるものではありません。今日建立したアンテナは、今後10年20年と屋根の上に建ち続けます。10年20年後に出る答えが決して後悔であってはなりません。



次回は分配と混合についてご紹介します。



地デジアンテナ基本材料  地デジマスター
posted by 地デジマスター at 18:04| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 地デジマスターのここが違う! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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