2009年12月08日

相模原市宮下でのアンテナ工事

今日はアンテナの設置方法についてご紹介させて頂きます。

下記に掲載したのは弊社で行った新設アンテナ設置案件ですが、
やけに支線(固定用のステンレスワイヤー)があちこちに張り巡らされていると思いませんか?

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実はこの上にアナログ用のVHFアンテナがあって、受信レベルの関係で高所に設置されているのですが、2011年7月のアナログ放送終了後、不要になったアナログアンテナを撤去することを前提に建立しています。
そのために「3支点、12点張り+補助支線×8箇所」で支線保持されています。回し蹴りを入れたとしてもびくともしません。

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「なんだ、普通に撤去すればいいじゃん」

と思われるかも知れませんが、
通常、手が届かない高さに設置されているアンテナの一部を撤去、あるいは交換する場合、一度アンテナ支柱本体を倒し、一部を撤去(または交換)したのち、アンテナを建て直す作業が必要になります。

当然支線を張り直し、方向調整を行い、各所を点検する作業が不可欠で、その時間と作業コストが少なからず発生します。そこが安価に提供できない理由でもあります。


この事例は
「届かないなら、届くところで不要部分だけカットできないか」
が発端でスタートし、いくつかの条件をクリアして施工できた一例ですので、全ての案件に対応できるわけではありません。

クリアした条件とは?

1) 非常にゆるい勾配の屋根で、脚立が容易に立てられること。
2) 地デジは中間位置で十分な受信レベルを捕捉できていること。
3) 自社で新設建立しているので、保持強度に信頼がもてること。
4) 施主様と相談の上、同意が得られたこと。

などが挙げられます。

地デジアンテナが中間位置にあるといっても1.8メートル以上の高さですので、手が届きはしても作業ができません。撤去時には脚立が必要になります。

アナログ用の同軸ケーブルと最上部の支線を外し、地デジアンテナの上でゆっくり支柱をカットすれば、あとは地デジアンテナのみが設置された2メートルほどのアンテナが完成します。

2011年夏の終わりには、下記のようにすっきりコンパクトな状態になる予定です。

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相模原のアンテナ工事  地デジマスター
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2009年11月14日

地デジマスター通信 

この仕事をしていて良かったと思うことが3つあります。


まず、「ありがとう」を言ってもらえる仕事であること。

お客様と直接接する機会が多いせいもありますが、少なからず人の役に立っていることが実感できる瞬間です。

アンテナ工事はお客様のプライベートな空間にお邪魔しての作業になりますので、細心の注意を払っているのですが、「ありがとう」がその緊張を解き放してくれます。


それから、多くの経験とやりがいをもたらしてくれること。

ご存知の通りアンテナはその場所・環境・用途によって幾つもの組み合わせがあります。
お客様のお宅一軒ごとに最適な設置場所を測定値から導き出し、要望を承りながらアンテナを選択し、時には高く、時には垂直に受信方位を調整し、セッティングを行います。

アンテナはオーバースペックでもロースペックでもダメです。
受信住環境とデジタルチェッカーの数値から、最適な機材をチョイスする選択眼は経験からしか得ることができません。

弊社の技術者は30代40代が中心の経験豊富な逸材揃いですが、日々の経験から得られる引き出しの中身(スキル)は決して一杯になることはありません。「毎日が勉強」というのもおこがましいですが、日々の積み重ねが臨機応変に対応できる柔軟さと自信につながっていきます。


そして3番目はお金です。

「好きなことをして感謝され、報酬を得ることができる」

こうして文章にしてみると・・・なんだか幸せな気分になってきます。

「感謝」を翻訳すると「Thanks」だって知ってました?
非常にシンプルでありふれた言葉である分軽視しがちですが、感謝を持たないものに感謝は巡って来ません。

今日も皆さんに感謝しつつ、明日も頑張ります!


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地デジアンテナ工事の地デジマスター
タグ:感謝
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2009年11月06日

地デジの「dボタン」って何?

デジタル対応テレビのリモコンには「d」ボタンというアナログテレビには無かったボタンが必ず付いていますが、この「d」ボタンとは何ぞや?というのが本日のテーマです。

「d」ボタンを押すと番組と連動したデータ放送が表示されますが、データ放送は3つに分類することが出来ます。

【データ放送の種類】

1:番組連動データ放送
現在放送中の番組についての情報(店舗情報や試合の進行状況など)がリアルタイムで更新されていきます。放送内容のおさらいや、料理番組のレシピが便利。

2:双方向通信
番組内で行われているクイズに参加したり、テレビショッピングを画面上で申し込んだり出来るサービス。電話、またはLANに接続する必要があります。

3:独立データ放送
天気予報や商品広告などを表示するサービス。


テレビの番組を見ながら同時進行で情報が得られ、地域を指定しておけばピンポイントな天気予報が随時更新されていくので、朝のあわただしい時間にテレビ番組と最新のニュース、天気情報を一度に得ることができます。

天気予報はNHKがお薦め!
更新頻度が高く、現況は10分ごとに変化します。ニュースも随時更新され、表示項目も多い。地域ごとの夜間休日医療を調べることもできる秀逸さ。
NHK総合1
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料理レシピの利用価値は想像以上!
今まで急いでメモしていた料理レシピが、ボタンひとつで常時表示されるので安心して番組に集中できます。
NHK教育2
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タブ表示デザインで見やすい日テレ
「駅探サービス」では各路線の時刻表や、MY時刻表を表示させることも出来ます。
日本テレビ4
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ボタンの色に連動して使い勝手がいいテレ朝
青ボタンでニュース、赤ボタンで天気予報など、視覚的な利便性に優れています。
テレビ朝日5
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天気予報が見やすいTBS
TBS6
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株価の値動きならテレ東
テレビ東京7
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交通情報に強いフジ
フジテレビ8
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データ放送といえばBSハイビジョン
プログラムの充実度からいえばナンバーワン!LAN接続で「NHKデータオンライン」のゲームが楽しめます。
BShi衛星3
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TVK
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東京MX
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放送大学
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番組表表示の違い
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知ってるようで知らなかったdボタンの中身についておさらいしてみました。

ちなみにTBS「オールスター感謝祭」のクイズに双方向データで参加すると、自分の回答順位が画面に表示されます。
自分もひな壇に座って参加しているような気分になりますよ。是非試してくださいね。




デジタル放送 地デジマスター
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2009年10月21日

金沢区能見台でカイト式

先日施工した地デジ用のカイト式アンテナ施工例です。

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「アンテナらしくない」形状で非常にコンパクトなので、電波状況さえよければお薦めですが、基本的に「強電界地域用」のアンテナになりますので設置条件が限られます。

横浜市金沢区能見台での工事でしたが、ご依頼いただいた対象物件が3階建てで、近隣に障害物もなく電波状況もMERが良好だったので、カイト式を設置することができました。

「強〜中電界地域」でも使用可能な20素子相当の利得を得ることができる平面型地デジ用アンテナも発売になりましたので、今後はデザインで選ぶことも選択肢のひとつになるかも知れませんね。



平面型地デジアンテナUAH800
http://www.dxantenna.co.jp/product/contents/52.html


地デジアンテナをデザインで選ぶ   地デジマスター
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2009年09月25日

エコポイント、活用していますか?

本年7月から8月期のエコポイント発行数対比結果が発表になりましたが、その半数以上65.5%が薄型テレビ購入によるもの、との統計が出ました。

エアコンの23%、冷蔵庫の10%を圧倒的に凌駕する結果となりました。地デジの普及化が進んでいますね。


いままで交換する商品を選ぶのも一苦労だったエコポイントですが、
いまではかんたん検索で該当ポイントごとに商品を検索できます。

エコポイント交換商品検索
http://search.eco-points.jp/index.php




交換商品の統計が発表になりましたので、こちらも紹介いたします。

まず交換申請人気ナンバーワンは、圧倒的に
「商品券/プリペイドカード 96.2%」
その中でもクレジット系商品券が31.8%、流通系商品券が31.6%との内訳です。

地デジアンテナ工事もエコポイント対象になっているのですが、アンテナ工事はなにかと制約があり、例えば

1:エコポイント申請サポート販売店で、
2:地デジ対応テレビを購入た場合に限り
3:購入した店舗で行っている地デジアンテナ工事代金に充当できる

ことになっています。
あくまで「地デジアンテナ工事」に限定されており、BSアンテナは対象外など厳しい線引きがなされているせいか、エコポイント利用比率は全体の1%とかなり低めです。

ちなみに地デジマスターもエコポイント申請サポート販売店登録されており、登録時、このような普及を促す促進グッズとステッカーがエコポイント事務局より送付されています。


エコポイントサポート販売店ステッカー

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エコポイント促進グッズ

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エコポイント申請には期限があり、「この商品と交換します」と申請できるのは平成22年4月30日(※)までですので、お忘れなく。

※期間が延期になるようです。


地デジアンテナ工事の地デジマスター
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2009年09月05日

ついに出た!4.980円の地デジチューナー

業界を震撼させる価格設定で、イオンがやってくれました。

2万円台の地デジ液晶テレビに引き続き、ついに5千円を切る価格で地デジチューナーが発売されます。

総務省が各家電メーカーに要望していた「販売価格5千円の地デジチューナー開発」に対するメーカー側の反応が「絶望的にムリ」回答だったことを思うと、担当者が腰を抜かしかねないビックリ価格であることが理解できると思います。

諮問機関が発表した「簡易地デジチューナー仕様ガイドライン」という報告書があり、その中には、

・映像デコード機能(NTSC変換)
・音声受信機能:ステレオ/二カ国語
・出力端子:コンポジット/アナログステレオ音声
・字幕・文字スーパー対応
・エラーメッセージ表示対応
・画面表示モード選択機能
・CASモジュールインターフェイスの搭載とコピー制御対応
 (デスクランブル機能は必要。コンポジット出力にもコピー制御必要)
・周波数変換パススルー(VHF/SHB)対応
・放送波ダウンロードサービス対応

上記機能が最低限備わっていることが条件で、それらをクリアした上で5千円以下の簡易チューナーが2年以内に入手できることが望ましいとの見解が2007年8月に発表されており、くしくもその期限が守られたかたちになります。

イオンが発売する簡易地デジチューナー「PRD-BT102-PA1」は、BS/CSチューナーを省き、本体のチャンネルさえ省略して(操作はリモコンのみ)生産コストを削減した超シンプルスタンダードモデルです。

製造するピクセラ社はマスプロ社などへのOEM供給も行っており、自社ブランドで販売している商品も低価格で人気があります。

イオン担当者のコメントにもありますように、
「なぜ故障もしていなテレビを、地デジのために買い換えなくてはならないのか?」
お客様の要望を販売価格とともに反映させた商品で、これからの

「5千円を切るか、切らないか」

簡易チューナーの試金石になる製品です。


発売は9月19日から全国のジャスコ、サティで。

インターネットで予約もできます。
イオン・オンラインショッピング
http://www.aeonshop.com/contents/prd-bt102-pa1/index.html





地デジアンテナ工事は地デジマスターへ
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2009年08月28日

「大変重要なお知らせ」・・な手紙

総務省から全国の全世帯を対象に配布されている「大変重要なお知らせ」、皆さんのお宅には届いていますか?

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アナログから地デジに移行するための無料説明会の案内状が、総務省テレビ受信者支援センター(通称デジサポ)より各家庭に配布されています。

行政の一環として行われる説明会ですので、地デジへの移行に際して何から手を付けていいのかわからなかった方にとっては良い機会ですね。個別の相談にも応じるようですし、何より総務省監修で行われる説明会ですから安心です。

「大変重要なお知らせ」の手紙の中には、説明会の案内状と会場一覧が同封されています。


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その中に気になる説明文を見つけました。

「UHFアンテナが設置されている場合」の対応方法として、『通常はそのまま受信できますが、調整や交換が必要な場合もあります』と記述されていますが、これは明らかに間違いで、これを読んだ方は「UHFアンテナが付いていれば基本的には映る」と誤まった認識をしてしまう可能性があります。

神奈川にはTVKというローカル局があります。
TVKの電波送信所は鶴見区の三ツ池公園内に在所しており、多くの横浜川崎、またはその近郊に居住されている方はUHF波で三ツ池公園からのTVK電波を受信しています。

つまり、自宅をAとした場合、Bの鶴見送信所とCの東京タワー(アナログVHF)の方角が異なる場合、Cの東京タワー方位に向けた地デジ受信用UHFアンテナが新たに必要になるのですが、その場合の追加施工するケースの説明が欠落しているように見受けられます。

状況によっては受信できることもありますが、調整や交換またはアンテナの追加が必要になります』と記述した方が誤解を招く恐れがないと思うのですが、いかがでしょうか?


新しくデジタル対応テレビを購入して設置してみたものの、民放の一部チャンネルが映らない・・どうしたらいいか?
という問い合わせを頂くことがよくあるのですが、多くの場合上記のケースが該当します。
対応方法は「地デジアンテナの追加」になります。


神奈川の地デジ説明会に関するお問い合わせは
デジサポ神奈川 045-633-9557 までお問い合わせ下さい。


地デジアンテナ設置のお問い合わせは地デジマスターまで
タグ:デジサポ
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2009年08月05日

HDMIとシリコンバレーの関係

本年5月、HDMI1.3aから1.4へのバージョンアップが発表されました。

HDMIとはデジタル機器同士を接続する規格の名称ですが、
一本のケーブルで映像と音をデジタルのまま伝送できる特性を持っています。

また、バージョン1.3aからは接続された機器間の制御機能が追加になり、HDMIは知らなくても「ビエラにリンク」や「AQUOSファミリンク」などで一般に認識されるようになりました。

リンク機能を担っているのが、実はHDMIなんですね。

そのHDMIが1.4にバージョンアップされることによって追加になる新機能は
・現在のフルHDの4倍に相当する精細度4K×2K(4096×2160)
 の画素数に対応
・Ethernet機能を有し、従来の映像/音声伝送プラス100Mbpsの
 Ethernet通信を1本のHDMIケーブルで対応
・3D映像をサポートし、2系統の1080p映像信号を伝送すること
 ができる

ことなどが挙げられます。

特にEthernet機能は優れもので、例えばテレビのLANにインターネットを接続すれば、HDMI接続されたレコーダーなどでもその機能を共有できるし、またその規格の延長線上にある「LiquidHD」なる機能を使用すれば、リビングのHDレコーダーに保存してある番組を寝室のテレビでコントロールすることができるようになります。


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画像提供:by HDMI LLC


そういった機能を開発しているのが半導体メーカーの
Silicon Image社です。
米シリコンバレーの中心地にあるSilicon Image社は、HDMIの技術に貢献したとして本年「技術・工学」部門でエミー賞を受賞しました。
需要(HDMI1.4規格)を生み出し、自社で供給(1.4対応LSIチップ)する優れた会社の今後の動向が楽しみです。



HDIMプレスリリース



※HDMI=High-Definition Multimedia Interfaceの略
High-Definition(高精細度)な映像とデジタル音声を伝送するインターフェース

地デジアンテナ工事 地デジマスター
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2009年07月18日

アナログ VS 地デジ 解像度の違いは?

「地デジはきれい」とか「感動体感ハイビジョン」とか
地上デジタルの画質を賞賛するキャッチコピーが巷に溢れている昨今ですが、実際どれだけの違いがあるのかご存知ですか?

まず、HD(デジタル)とDVD(アナログ)の違いを比較しているサイトをご紹介します。

Fellowship of the Ring - HD vs DVD

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の画像を例にHDとDVDを比較していますが、マウスカーソルをのせるとフルHD画質(いわゆるフルハイビジョン)、外すとSD画質(DVDの通常画質)を見比べることができます。


アナログ放送(SD画質) 640×480 30万画素
DVD    (SD画質) 720×480 35万画素
地デジ放送 (HD画質)1440×1080 156万画素
フルHD放送(フルHD画質)1920×1080 207万画素


アナログのSD画質とフルHDのフルハイ画質とでは数値上およそ7倍近くもの差異があります。
この「フルHD(通称フルハイ)」とは具体的に何か?といいますと、
ブルーレイやBSデジタルの画質がフルHD規格になります。

BSデジタルが綺麗なのはフルHDで放送されているからなんですね。

NHK-hの旅番組を視聴すると、お茶の間に居ながらあたかも現地でその風景を見ているようなリアルな錯覚に陥ります。

ただし、全てのフルHDが美しいわけではありません。
あくまでソフトを再現するハードウェアであるTVの性能に依存します。
これからデジタルTVをお買い求めになる予定の方は、CMやブランドイメージに左右されず、店頭でじっくりと見比べてください。必ず違いがわかりますから。

画質うんぬんより利便性が優先、という方はリモコンの使いやすさで選ぶといいかも知れません。
チャンネルレスポンスは案外重要ですよ。




地デジアンテナ工事 : 地デジマスター
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2009年07月08日

古都鎌倉が陸の孤島になる日

デジタル中継局というのは、現在のアンテナ受信の範囲で賄えない地区、いわゆる「難視聴地区」を"難視聴"にしないために存在するわけですが、必ずしも順調に再編が進んでいるわけではなさそう・・・というのが今回のテーマです。

まず、今後のデジタル中継局の開局予定を紹介します。(※)

・2009年11月 久里浜中継局
・2009年12月 逗子中継局
・2010年 2月 横須賀鴨居中継局
・2010年 2月 秦野中継局
・2010年 3月 笹下中継局

となっています。対象地区に居住されている方は今後の指標にしてください。上記以外にも永山、鶴川、釜利谷、横浜泉など、各中継局が開局待ちです。

さて、鎌倉の話ですが、
ご存知の様に鎌倉には山が多く、起伏が激しい...ということは、アンテナ受信環境的に条件が厳しいと容易に想像が付くかと思います。

実際、三方を山に囲まれた北鎌倉近辺の受信状況は最悪で、受信レベルを計測してもピクリとも反応しない稀に見るゼロレベルスポットが存在します。



その対策として浮上してきたのが「鎌倉中継局」開設案です。

現状ケーブルテレビに頼らざる終えない劣悪な受信環境からの脱却を図るべく、いくつかの候補地が選定されているようですが、今のところ「衣張山」が有力な候補地となっています。

ただ、鎌倉市は「歴史的風土特別保存地区」に指定され、新たに20メートル以上の建築物はおいそれと建てられない、或いは建てさせない市側の意向もあり、交渉は難航しているようです。

そもそも衣張山といえば逗子のすぐ近く。披露山に予定されている「逗子中継局」から直線距離で2キロあまりです。そんな隣接した場所に中継局が2つできるとは到底思えません。

アナログ波停波まであと2年、まだ候補地さえ決まらない中継局の建設が立ち遅れるのは目に見えていて、状況は混迷の色を深めるばかりです。一刻も早く『現実的な候補地』が決まることを願わずにはいられません。




ところで鎌倉には大船駅近くに「大船中継局」というテレビ送信塔があるのをご存知ですか?

NHKとTVKのアナログのみ発している民放不参加の中継局の為、認識度が低く地元でも余り知られていないようですが、2010年度中にデジタルに対応する予定です。

...予定ですが、民放不参加には変わりがないので、恩恵を受けるのはごく限られた方のみのデジタル中継局になりそうです。

ちなみに大船という場所柄、中継局のアンテナは大船観音の頭上にあると思っている方もいらっしゃるようですが、そんなことは決してありませんので・・。





こちらの写真は鎌倉ではなく藤沢市になりますが、敷地内のアンテナ用既存ポールに地デジ用アンテナを付け替え施工した写真です。

藤沢のアンテナポール.jpg




(※)開局予定年月日は総務省の発表によるものですが、随時変更されます。上記開局予定日は2009年7月現在更新された最新のものです。
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2009年04月12日

薄型テレビの壁掛け設置

今日はテレビの壁掛け設置例を紹介します。
興味はあるけど設置に至るまでなかなかふんぎりがつかないのがテレビの壁掛けではないでしょうか?

メーカー発表の統計を見ると、薄型TVの壁掛け設置率が0.7%から15.2%に増加しているようですが、やはり全体から見ると小数派であることに違いはありません。

壁掛け設置を思いとどませる要因のひとつに「壁面の強度」が挙げられます。

設置したい壁面の強度がどうなっているのか?40〜50キロ前後もあるテレビを壁に掛けて大丈夫なのか?
一般消費者にとってなかなか判断の付かない所です。

新築の注文住宅なら事前に補強材を入れることはたやすいことですが、既存の壁面にあらためて補強を施すとなるとそうはいきません。

石膏ボードを壊し→補強工事を施し→クロスを張替えて
・・・そこまでするなら今まで通りでいいよ

そういう結論に達しますよね。実際そういった声も耳にします。



でも実は、それほど難しいことではありません。



木造住宅の構造上、柱や間柱に金具を固定すれば、十分な強度を保持することが可能です。それは在来工法でもツーバイフォーでも同様です。また、構造の違うRCや軽量鉄骨にも対応することができます。

ちなみに今回壁掛けを施工させていただいたお客様宅は新築で、あらかじめ壁掛けを前提に補強が施されていました。



★このブックシェルフの間に設置します。

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★設置イメージです。実際に新聞などで正確な寸法の型紙を設置場所に張ってみるとイメージがつかめます。
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まず液晶部やベゼルに傷が付かないようきれいな毛布の上に裏返しに置きます。背面に壁面金具のベースをつけ、そして背板を仮置きし寸法を測ります。寸法を基に設置場所に背板を水平に固定します。

今回は補強としてコンパネが張られていますので、コースレッドとコーチボルトで固定します。コンパネ割れを防ぐため、コーチボルトの下穴開けは必須です。

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コーチボルトを用いるのは加重強度を保持するためです。
構造躯体の緊結などにもコーチボルトは使われています。また、間柱を利用することによって、より強固に背板がテレビの重量を支えることができるようになります。

弊社の技術者は大工経験があり、その知識を生かして強度計算を用いながら作業を行っています。今回設置したのは37インチの液晶で約30キロありますが、仮に大人がぶら下がっても強度を保持することができます。

特に小さなお子さんがいらっしゃるお宅では想定外の負荷が加わる可能性や、万が一の場合の安全性なども考慮する必要があります。


★完成です。ブックシェルフの中央にぴったり収まり、お客様にも喜んでいただけました。ありがとうございました。

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今回は新築で壁面補強済みだったのでスムーズに施工できましたが、そういった案件ばかりではありません。大抵の場合壁面施工は可能なのですが、それでも壁面の強度に不安がある場合や、マンションなどで壁面に極力設置跡を残したくない場合などは、

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こんなイメージで施工することもできます。

最近は特にテレビが薄型化し、無線式のワイヤレスメディアレシーバーを搭載するなど、より「絵画的」に設置できるようになりました。

映像機器の変更やDVカメラの接続などは手元にあるメディアレシーバーのHDMI端子を利用できますので、モニター部は電源コードだけで済みます。つまり、電源コードさえ隠蔽してしまえばパンフレットの中の「絵画のような壁掛けTV」も可能になります。

液晶やプラズマの壁掛け施工、ご相談はこちらまで。
http://www.chideji-master.com/mail/






液晶/プラズマTVの壁掛け    地デジマスター
タグ:TV壁掛け
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2009年04月08日

強制リパックについて

現在UHF波で送信されているアナログ放送は「13〜62ch」を使用していますが、同じUHF帯を使用する地上デジタル放送は、「13〜52ch」のみを使用することが義務付けられています。

現状において「53ch〜62ch」を例外的に使用しているデジタル中継局もありますが、それは使用せざる終えない(チャンネルの空きがない)状況での一時利用の為、アナログ波停波と共にその使用期限を迎えることになります。

アナログ放送終了予定の2011年7月24日以降、53ch以上を使用しているchを53ch以下の空きチャンネルに移行する作業が始まりますが、これを「強制リパック」といいます。
チャンネル再編(=強制リパック)には一年の猶予が設けられています。

強制的にチャンネルをリパック(repack:詰めなおす)するわけですから、当然弊害が発生することが予想されます。

共聴受信システムにおいて受信設備が周波数帯に対応できない場合や新たな混信の発生などが考えられています。

対象地域(中継局)に居住されている方が、「強制リパック」時にご自分で対処できることがひとつだけあります。



「チャンネル再スキャン」です。

最近のテレビは賢いので、設定画面でチャンネルを再スキャンするだけで受信チャンネルを拾い出し、再編してくれます。

あとはいつもどおり視聴できるようになるはずです。
地デジにしたんだからアナログ放送が終了しても関係ない・・・とは限らないお話でした。




神奈川県におけるチャンネル再編(強制リパック)対象中継局

★横須賀武中継局
テレビ東京:60→51へ TBS:56→47へ フジテレビ:58→49へ


★中井雑色中継局(2010年開局予定)
NTV:53→50へ テレビ朝日:59→52へ テレビ東京61→51へ TBS:55→47へ フジテレビ:58→49へ




チャンネル再編予定表(総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2009/pdf/090403_02_bt.pdf






チャンネル再編(強制リパック) 地デジマスター
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2009年04月01日

戸塚区汲沢/大和市上草柳の風景

3月中に掲載できなかった写真をアップします。
まず、戸塚区汲沢での施工後写真です。

image1.jpg


そして、大和市上草柳での施工風景です。

image2.jpg

タグ:汲沢 
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2009年03月23日

ランドマークから地デジ?

横浜市内に居住されている方の多くは東京タワーあるいは湘南平の平塚テレビ塔から地デジ放送を受信していますが、

「ウチからランドマークタワーが見えるから、地デジはランドマークから取って欲しい」

と、お問い合わせいただくケースもあります。


ここで確認すべき事項は、

1:そもそも、ランドマークタワーから地デジの電波は出ているのか?
2:ランドマークタワーからアナログ電波は出ているのか?
3:それは既に始まっているのか、これから始まるのか?

これらの事案について考察してみましょう。






まず地上デジタルに関してですが、残念ながらランドマークタワーから地デジの電波は発しておりません。今後発する予定もありません。※注釈1

ランドマーク障害の為、現在地上アナログ電波をUHFで発していますが、それも2011年7月24日のアナログ放送停波に伴い、デジタルに移行することなく横浜みなと中継局(ランドマーク置局)も廃局になります。

アンテナをランドマーク方向に向けて地デジと地アナ両波を受信できているケース(オールバンドUHFの場合)もありますが、地デジは反射波、アナログは2011年までということになります。

地上デジタルは反射波でも受信できるのがメリットのひとつですが、弊社では安易に反射波での受信設定は行わないのが基本スタンスとしてあります。

反射波は天候や周辺環境に左右されやすく安定受信を保証するのが難しいからです。しかし、「反射波での受信」しか選択肢がない場合もありますので、該当する案件の場合その旨ご理解いただいた上での施工になります。

本年から来年にかけてぞくぞくデジタル中継局が開局予定ですので、難視聴地区にご住居されている方にとって選択肢が増えることはすばらしいことですね。

※注釈1:2010年9月に「横浜みなと中継局」あらため「桜木町デジタル中継局」としてデジタル置局設置が決まりました。当ブログに於いて「横浜みなと中継局」改め「桜木町デジタル中継局」取りあげています。
※注:桜木町デジタル中継局(仮称)から「みなとみらい」デジタル中継局に正式決定したようです。





ランドマークから地デジ? 地デジマスター
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2009年03月01日

横須賀武、林地区にご住居されている方へ

予定されていた地上デジタル新局の「横須賀武中継局」が3月2日より開局致します。
ただし、300mWとカバーできるエリアは狭いため、恩恵を得ることができるのは限られた一部の方のみとなります。

三浦市の一部も受信エリアに含まれるのかなと思っていましたが、残念ながら武山を越えることは出来なかったようです。詳しくは下記のエリアマップをご覧下さい。

http://www.kanto-bt.go.jp/if/press/p20/p2102/p210226hd.pdf
横須賀武中継局(地上デジタル新局)
参照:総務省関東総合通信局








タグ:武中継局
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2009年02月28日

大和市上草柳でのアンテナ施工例

本降りと云ってもいい位の雨の中、大和市上草柳での地デジ+BSキャンペーン工事施工させていただきました。
ロケーションがいいので、低めのポールで風の影響を受け難く、サイドベースでの施工になりました。

2009.2.25.jpg



屋根上から見ると低いのがわかります。
受信状況が良くないとこうはいきません。

2009.2.25c.jpg


こちらは別の施工例ですが、「強度が保てる箇所に確実に固定する」ことがサイドベース施工の鉄則です。

2009.2.25b.jpg






先日掲載した「引込柱」へのアンテナ設置例の反響が思いのほか大きく、多数のお問い合わせを頂いております。

しかしながら、施工はアンテナ同軸ケーブルが既に引込柱から埋設されて建物に配線されていることが条件になります。

後施工で同軸ケーブルを引き込むことは出来ませんので、ご了承下さい。





大和市 地デジ+BS工事キャンペーン 地デジマスター








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2009年02月20日

引込柱へのアンテナ設置

先日お伺いした鎌倉市稲村ケ崎の施工現場の風景です。
敷地内に建てられた引込柱へのアンテナ設置工事をさせていただきました。

通常家屋の外壁に取り付けられる電話や電線、アンテナなどの取り込み口が地下に埋設されたケーブルを辿り、引込柱へとつながっています。

梯子から身を乗り出して屋根にアンテナを設置しているように見えますが、実際は引込柱の先端に設置しています。
2009.2.16a.jpg



こんな感じです。
2009.2.16b.jpg


敷地境界線を考慮しオフセットさせました。
2009.2.16c.jpg



完成です。
湘南の海に面した場所なので、サビには注意が必要です。今回使用した金具等は全てサビに強いドブ付けを使用しています。
2009.2.16d.jpg






鎌倉市稲村ケ崎 地デジアンテナ工事
タグ:引込柱
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2009年02月17日

共聴視察現場

屋上に幾つものアンテナが乱立しているのは、先日伺った世田谷区の視察現場です。
居住者の方が各々アンテナを建てて視聴されている現在のシステムを廃止し、ビル本来の共聴システムに再構築させていただくための現調でした。近日中に着工いたします。


2009.2.4.jpg








ところ変わって
アンテナ撤去→新設地デジ+BSのセットキャンペーン工事でお伺いした横浜市港北区の現場写真です。
屋根馬は朽ち果て、今まで屋根上で崩壊しなかったのが不思議なくらいです。

当初、「既存アンテナに地デジを追加」でご依頼を承りましたが、とても追加施工できる状況ではありませんでした。
今日までご苦労様!


2009.2.2a.jpg





横浜市港北区 地デジアンテナ 地デジマスター 

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2009年02月12日

横浜市栄区飯島町でのアンテナ施工例

ケーブルテレビからの切り替えでご依頼いただきました。

ベランダに設置していたBSアンテナを屋根へ移動、地デジアンテナと混合させたので、今まで一対一でしか見れなかったBSも、すべての部屋で視聴できるようになりました。


2009.2.11.jpg





横浜市栄区飯島町 地デジマスター



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2009年02月10日

横浜市戸塚区汲沢でのアンテナ施工例

厳かにそびえ立つ富士山を目にして、とっさに収めた一枚です。
最近は多忙のためろくすっぽ写真も撮れませんでした。

横浜市戸塚区汲沢にて
既存のアンテナに地デジアンテナを追加させていただきました。
平塚取りのためアンテナは垂直です。垂直施工の場合、同軸とアンテナ本体の接続口に雨が混入しやすいので、エフコテープでしっかりと目張りします。

BERも0でロケーションは最高です。


2009.2.8.jpg







きょうの風景 chideji-master.com
タグ:戸塚区汲沢
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